フィリピン6. 世界遺産
1.フィリピンのバロック様式教会群
16世紀に建てられたサン・アグスチン教会(マニラ)、サン・アグスチン教会(パオアイ)、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会(サンタ・マリア)、 サント・トマス・デ・ビリャヌエバ教会(パナイ島)の4つの教会が1993年にフィリピンで初めて世界遺産として登録されました。
中でもマニラのサン・アグスチン教会は1571年に建てられたフィリピン最古の教会と言われています。
2.フィリピン・コルディリェーラの棚田群
約2000年前にイフガオ族によって造られたとされるコルディリェーラの棚田群はルソン島北部に広がる大規模な棚田で、その美しさから「天国へ昇る階段」や「世界八番目の不思議」とも呼ばれています。
この棚田を平らに延ばすと20,000kmを超える長さになるとも言われています。
3.ビガン歴史都市
16世紀にスペインによる統治下で発展した、ルソン島北部に位置する都市・ビガンは現在でもスペイン風建築の建物が数多く残されてます。
第二次世界大戦時に奇跡的に戦火を逃れたこの町は、フィリピンで最もスペイン情緒あふれる町と言われています。
4.トゥバタハ岩礁海中公園
パラワン島から200km離れたスールー海に広がる広大なサンゴ礁を保護する目的で設置された海中公園で、サンゴ礁は東南アジア最大とも言われています。
トゥバタハ岩礁には300種類を超える魚介類やカツオドリ、ウミガメなどが生息しています。
5.プエルト・プリンセサ地底河川国立公園
パラワン島にあるセント・ポール山の鍾乳洞内を流れる地下河川を保護する目的で設置された国立公園で、地下河川としては世界最大、最長規模です。
洞窟の中をボートで散策するツアーに参加すれば、その神秘的な景色を楽しむことができます。